ユーラシア大陸横断の旅
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ヘルシンキからタリンへ
2005. 0406-0406
フィンランド湾
まだ流氷の残るフィンランド湾を渡って、フィンランドのヘルシンキからエストニアのタリンへ向かう。距離は85km。フェリーでわずか3時間ほどの船旅だ。


      Eckerö Lineのチケット入れ。「Hyvää Matkaa」というのはフィンランド語で「よいご旅行を」とでもいった意味(だと思う)。  


氷の消える季節になれば高速艇が運行していて、1時間半ほどで到着できるし、便数も多い。でも高速艇ではせわしない。たとえ高速艇の運行している季節であっても、フェリーでゆっくり旅情を楽しみたい。なにしろフィンランドからエストニアに向かうにあたって、一番の楽しみは免税店なのだから。
フィンランドに限らず、北欧一般に言えることだが、とにかく酒・煙草の税率がバカ高い。マルボロは1箱1000円近くするし、小瓶のビールが500円以上するのだ。結局フィンランド滞在中に飲んだのは、気色悪いフルーツフレーバービールだけ。煙草はとてもじゃないが買う気になれなかった。フィンランドは好きな国なのだが、こうした禁欲生活を強いられるのが堪えられない。
もちろんフィンランド人にだって、煙草を吸う人もいれば、酒の好きな人もいる。こうした禁欲生活に堪えられない人たちの需要を満たしているのが、タリン行きのフェリーだ。なにしろ日帰りで行って帰れる距離なので、運賃も安い。免税店で酒・煙草を購入する目的だけで乗船しても、じゅうぶん安上がりになるだろう。


      バルト海(フィンランド湾)を船で渡る。4月だが、まだ流氷が残っていた。  


北欧の客船は、一般にとても豪華だ。ユーレイルパスが使えるシリア・ラインには、乗船したことのある人も多いと思うが、あれはまさしく豪華客船だった。
ヘルシンキからタリンまでは、ヘルシンキの観光案内所から薦められるままに「
Eckerö Line」を利用した。たった3時間の航海にもかかわらず、ラウンジでは生演奏も演ってたりして、なかなかブルジョア気分にひたれる。これがイタリアやギリシア船籍のフェリーなら、デッキに寝そべったりして、何とも貧乏くさい船旅になってしまうのだが。
免税店もちょっとしたスーパーマーケットなみに広くて、品数も多い。さっそくビールとタバコ1カートン購入。免税品なのだから、ホントは陸に上がるまで開けちゃダメなのだろうが、我慢できん。数日間の禁欲生活にもおさらばだ。

      ヘルシンキ~タリン間を運行するフェリーのひとつEckerö Line。毎日1~2便、約3時間15分で結ぶ。これはタリン港で撮影したもの。  
 
 
ユーレイルパス
ヨーロッパ17カ国で利用できる鉄道パス。各国国鉄(または国鉄に相当する鉄道会社)の運行する列車を期間中無制限に利用できる。優等列車の追加料金(特急/急行料金)も含まれており、また指定のフェリーや登山列車などにも乗船/乗車できる。連続タイプ(15日~3ヶ月)と、日を選んで使えるフレキシータイプ(2ヶ月中の10日ないしは15日)がある。2名以上のグループで行動する場合には割引料金のセーバーパス。25歳までなら安価な2等ユースパスが設定されている。
もともとイギリス・アメリカの旅行者をヨーロッパ大陸に誘導するために発行されたことから、パス圏内居住者は購入できない。そのためイギリスはユーレイルパスの有効範囲外となる。 パスには、自分のパスポート番号とサインを自書するようになっており、本人以外は利用することはできない。
シリア・ライン
フィンランド船籍の大型フェリー。主な航路はフィンランドの首都ヘルシンキ、旧首都トゥルクからスウェーデンの首都ストックホルム。デンマークの首都コペンハーゲンからストックホルムなど。
 
 
 
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