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タルコフスキー監督特集
アンドレイ=アルセーニヴィッチ=タルコフスキー(Андрей Арсеньевич Тарковский)
1932年~1986年。旧ソ連の映画監督。叙情的な自然描写、とりわけ「水」の象徴性を巧みに利用した独特の映像美で知られる。また主題的に「母なる永遠のロシア」を探求し、後期から晩年にかけて、ロシアの拡大としての「母なる地球・人類」をテーマとした作品を制作・監督する。表現の自由を求めて旧ソ連を亡命し、故郷に還ることなく54歳で客死する。 |
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「ローラーとバイオリン
(КАТОК И СКРИПКА)」(1961)/監督:アンドレイ=タルコフスキー
国立映画大学監督科で、ミハイル=ロンムに師事していたタルコフスキーの卒業制作。1961年ニューヨーク国際学生映画コンクール1位。
音楽学校に通う少年とローラーで整地作業をしている青年労働者との友情を描いた映画。
その後のタルコフスキーに見られる深い思索と繊細な感性が、この初期の作品からすでに現れている。 |
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「僕の村は戦場だった(Иваново детство)」(1962)/監督:アンドレイ=タルコフスキー
映像の詩人タルコフスキー監督の長編デビュー作。原作はウラジーミル=ボゴモーロフのベストセラー小説で、脚本にも参加している。
ドイツ軍の攻撃で家族を失った12歳のイワン。少年偵察兵としてパルチザンに参加した彼は、ドイツ軍の情報をソ連側に伝える任務を背負い、衝撃的な末路を迎える。少年の視点から戦争の悲惨さを訴える。 |
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「アンドレイ・ルブリョフ(АНДРЕЙ РУБЛЕВ)」(1967)/監督:アンドレイ=タルコフスキー
ロシア最高のイコン画家と呼ばれながら、その生涯についてほとんど記録のない不世出の天才画家といわれるアンドレイ=ルブリョフを描く大作。15世紀ロシアの社会と人々の広範なパノラマを展開し、時代のさまざまな状況との関わりのなかで苦悩する芸術家の内面を浮き彫りする。歴史の解釈をめぐって論議を呼び、旧ソ連により公開を差し止められ、1971年まで日の目をみなかった作品でもある。 |
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「惑星ソラリス(Солярис)」(1972)/監督:アンドレイ=タルコフスキー
スタンリー=キューブリックの「2001年宇宙の旅」と並び評されるSF映画の傑作。スタニスワフ=レムの「ソラリスの陽のもとに」が原作。
人間性の追求が希薄であった「2001年…」に対するタルコフスキーの回答が本作である。SFとしては地味目なため、当時ソ連国内では不評であり、原作者のレムも「これはSFでなく『罪と罰』だ」と酷評した話は有名。
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2002年にハリウッドがリメイクした「惑星ソラリス特別編」もあるが、タルコフスキーの足下にも及ばない凡作・愚作で、原作の意図も理解していない。決して間違って観てしまわないように注意して欲しい。 |
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「ストーカー(Сталкер)」(1979)/監督:アンドレイ=タルコフスキー
ロシア映画の巨匠アンドレイ・タルコフスキー監督が、SF作家・ストルガツキー兄弟との共同脚本で描いた観念的SF映画。
“ゾーン”と呼ばれる立ち入り禁止空間。その奥にはすべての望みを叶える部屋があるという。作家(アナトーリ・ソロニーツィン)と物理学者(ニコライ・グリニコ)は、ゾーンの案内人“ストーカー”(アレクサンドル・カイダノフスキー)に導かれ、ゾーンに侵入するが…。
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「鏡(Зеркало)」(1975)/監督:アンドレイ=タルコフスキー
タルコフスキー監督の自伝的長編映画。全編を詩的な映像美で綴る。
父親がいなくなり、母の手ひとつで育った少年時代、妻との愛と別離、息子と今の自分など、さまざまな記憶の断片。 |
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「ノスタルジア(Nostalghia)」(1983)/監督:アンドレイ=タルコフスキー
タルコフスキー監督が、初めて祖国・ソ連(当時)を離れて撮った一作。モスクワの詩人・アンドレイが、通訳を伴ってイタリアのトスカーナ地方を訪れる。静かな村の湯治場に着いた彼は、そこで「狂人」扱いされているドメニコに興味を抱くが、ドメニコは彼に謎めいた言葉を返すのだった。 |
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