シベリア鉄道について
シベリア鉄道の乗車料金
気になる乗車料金だが、近年原油価格の高騰で乗車料金も上昇している。
2005年3月の時点で…
ウラジオストクーイルクーツク…2万9700円(2等寝台)
イルクーツクーモスクワ…3万7000円(2等寝台)
となっている(日本の旅行代理店を通じての料金)。
ロシア連邦鉄道の切符入れ。写真はハバロフスク駅舎とハバロフの像。
シベリア鉄道の時刻表
運行表は頻繁に変更される。 最新の情報は「
Your Train
」で確認できる。なお、列車はモスクワ時間で運行されているので、注意が必要。
2005年3月の時点で、ウラジオストクーモスクワ間を運行する列車番号001「モスクワ号」の運行表は以下の通りであった。
停車駅(モスクワ時間との時差)
到着時間
停車時間
出発時間
距離
日付
Vladivostok Gorod(+7)
-
-
13:11
0
0
Habarovsk
02:00
00:25
02:25
766
1
Irkutsk Pas(+5)
11:47
00:23
12:10
4106
3
Novosibirsk Gl
18:38
00:18
18:56
5956
4
Moskva laroslavskaia
17:42
-
-
9259
6
シベリア鉄道の列車
日本からの観光客がよく利用するのはロシア号だが、他にもシベリア鉄道を走る列車はいくつもある。名称がつけられている主要列車は次の通り。なお、列車番号のうち奇数番号がモスクワへの上り列車、偶数番号が下り列車である。
「ロシア号」#001, #002
モスクワ・ヤロスラヴリ~ウラジオストク
原則として隔日運行。ウラジオストクからは偶数日発。
「バイカル号」#009, #010
モスクワ・ヤロスラヴリ~イルクーツク
5月下旬から9月中旬までは毎日運行。冬季は運休予定。
「シベリヤスク号」#025, #026
モスクワ・ヤロスラヴリ~ノヴォシビルスク
毎日運行。
「アケアン号」#005, #006
ハバロフクス~ウラジオストク
毎日運行。
切符の見方。ロシア文字の表記しかないので、あらかじめ覚えておきたい。
シベリア鉄道の車内
乗車券には車両番号がかかれているので、その車両入口に立っている車掌に切符を見せれば乗車できる。座席はすべて指定となっているので、あわてる必要はないだろう。
車掌さんにはいろいろと世話になるし、長い付き合いにもなる。気に入られれば何かとトクなので、友好的に振る舞おう。乗車時にシーツを渡してくれるので、レンタル料を車掌さんに支払う。
コンパートメント
客車には1等(ソフトクラス寝台車)と2等(ハードクラス寝台車)がある。2段ベッドが向かい合わせに並んでおり、広さは同じだが、1等の場合は2人で利用し、車両やコンパートメントの装飾が立派になっている。長い旅になるので、1人の人間とずっと同じ部屋というのも辛い。個人的には2等のほうが楽しめた。
上段と下段があるベッドの位置に関してだが、上り下りは大変なものの上段の方が何かと都合がよい。まず下段は昼間には座席として利用され、上段の乗客が降りてきて座ってしまう。また荷物置場は通路の天井部分にあたる上段ベッドの奥にスペースが設けられている。つまり荷物管理の面からも上段が有利であり、昼間でも気兼ねなく寝そべれるのが上段というわけだ。お年寄りが上段をあてがわれて難儀をしているようであれば、こころよく譲ってあげよう。
なお、コンパートメント内にはスピーカーがあって、BGMが流れている。このような余計なサービスをしているのは、ヨーロッパでは珍しいのではないだろうか。しかもスピーカーの質も悪く、音が割れているので、大音量で聴かされると頭が痛くなってくる。誰かに何かを話しかけ、聞き取れないフリをし、BGMのせいだと言って、音量を小さくしてしまおう。ボリュームのつまみは客室内にある。
外気温は氷点下でも、客室内は暖房が効いていて暖かい、いや暑い。半袖・半パンで過ごせるほどである。窓は二重になっているものの、窓ガラスの四隅は凍り付き、隙間から冷たい風が微妙に入ってくるが、それも心地よいぐらいだ。
車両の様子
車掌室の前にはサモワール(湯沸かし器)があって、いつでも物凄い熱湯が利用できる。皆んなマグカップを持ち込んでいるが、車掌さんに言えば無料で耐熱ガラスのコップを貸してくれる。
車掌さんがこまめに清掃してくれるので、車両内は清潔。
食料調達について
車内販売は車掌さんがたまに廻ってきて、飲物や軽食を出す程度。荷物の心配があるので、一人旅では食堂車は(ものすごく遠い場合があるので)利用しにくい。停車駅でも食べ物は売っているが、夏場は腐敗している可能性もあるので気をつけよう。それにヨーロッパ側に近づくにつれて、食料調達の機会は減っていく。やはり乗車駅でなるべく食料調達しておくべきだと思う。同室者とのコミュニケーションのためにも食料は必要だ。紅茶(お茶)のティーバックは必需品。
トイレについて
「
シベリア鉄道(前編)
」に写真を載せたので、見てもらえば分かるが、紙は不足しがち。紙質は悪くはないため、デリケートな日本人のシリにも使えるが、どうやら1日1回しか補充してくれないようなので、昼過ぎにはなくなってしまう。トイレットペーパーは必需品。トイレは意外と清潔。垂れ流しであるため停車中は使えない(カギをかけられてしまう)ので気をつけよう。
パンフレットの写真から。コンパートメント内の様子。だいぶ美化されてはいるものの、こんな感じ。
パンフレットの写真から。もっとマシなモデルはいなかったのだろうか? これはこれで妙にリアルであるが。ただセーラー服の制服というのは、少なくとも私は見たことがない。
※
以上の情報は、春先(3月)のシベリア鉄道乗車時の体験を元にしているため、季節が違えば、また違った状態になるかも知れません。あくまでも参考として留めておいてください。
関連リンク:
・
Your Train
CIS(独立国家共同体)内の鉄道時刻表を調べることができるサイト。シベリア鉄道の時刻表もこちらで最新の情報が得られる。
ロシア連邦
大使館・領事館
ロシアの祝祭日
ロシア旅行記
シベリア鉄道について
シベリア鉄道の歴史
ウラジオストク
ウラジオストク空港
ウラジオストク要塞博物館
潜水艦C-56博物館
シベリア鉄道(前編)
イルクーツク
イルクーツク市内
バイカル湖について
シベリア鉄道(後編)
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